髪の静電気
静電気には、水分や湿気を通してほかへ逃げていく性質があります。
そのため、湿度が高い夏や梅雨の時期は、静電気が空気や服にある水分を通ってにげていくので起こりにくいです。
しかし、空気が乾燥し湿度が下がる冬の時期は、水分がないため静電気が逃げ場を失い、体にたまりやすくなってしまいます。
静電気が髪の毛にたまると、もつれやすくなったり、まとまらなかったり、表面のキューティクルも負担がかかってしまいます。
キューティクルに負担がかかり傷み剥がれると、そこから水分やタンパク質が出てしまいダメージにつながります。
キューティクルは一度傷んでしまうと二度と元には戻らないので要注意なのです。
静電気を防ぐには、「髪の摩擦を減らすこと」、「髪にうるおいを与えること」が大切です。
うるおいといっても水分を与えるだけでは、その時は良いですが、乾いたら同じですし、乾く時により水分を奪ってしまうので逆効果です。
髪の内部に、水分やうるおい(栄養分)がとどまる〈流さないトリートメント〉がおすすめです。
ご自身の髪質に合わせて、ぜひ選んで頂ければと思います。