アウロラで行っていること【前処理】
アウロラでは、施術をする際、お客様一人ひとりの髪の状態に合わせて数種類の薬剤の中から合うものを選んでいます。
そして、必要に応じて、きれいなカラーやきれいなカールを実現するために、髪の毛に薬剤を塗布する前に、その技術に合わせたバランスのとれた栄養補給を行っています。
この栄養補給を美容業界では「前処理」といいます。
負担がかかっている髪の毛は、ストローのような状態だと思ってください。
(実際はストローみたいにはなっていません。あくまでイメージです。)
中が空洞になっていると、カラー剤やパーマ液が反応する部分がありません。
反応しないということは、発色しない、カールが形成されない、ということです。
そこで前処理で栄養補給して、空洞部分を埋めて(補修して)あげます。
そうすることで薬剤がちゃんと反応する部分をつくり、きれいな仕上がりになるようにしています。
常に素敵な(その人に似合った)ヘアスタイルをキープしていくために、カラーやパーマは必要不可欠な技術になってきました。
薬剤の進化により、カラーやパーマによる髪の毛の負担は軽減してきています。
しかし、それでもくりかえしカラーやパーマをするお客様の髪の毛には負担がかかってしまいます。
髪の毛の負担はヘアスタイルの再現性を低くする原因のひとつです。
「前処理」は、ヘアスタイルの完成度を高めるために、また、似合うヘアスタイルを永く楽しんでいただくために行う、大切な技術です。